New Album YUKI New Album「forme」 2019.2.6 Release

YUKI、2度目のファーストアルバム
『forme』完成!!

『forme』は自分のための2回目のソロデビューのような、フレッシュなアルバムになりました。(YUKI)

ファーストアルバム『PRISMIC』は、ソロヴォーカリストとしての初期衝動が詰まった奇跡の作品だったが、ソロデビューから17年の月日を経て辿り着いた今作は、再びYUKIが自分自身のために、一緒に音楽を作りたいと敬愛するミュージシャン達に作曲をオファー。楽曲に合わせ、ヴォーカリストとして歌うことの喜びや表現することの楽しさを改めて感じながら完成させたYUKIなりの『forme』は、さながらファーストアルバムに初期衝動を詰め込んだようにフレッシュでバラエティに富んだ、二度目の初期衝動が詰め込まれた作品となった。
  • 初回生産限定盤

    [CD+DVD] 紙ジャケット仕様
    ESCL 5180-1 / ¥3,800+税
    [DVD]
    1. チャイム(Lyric Video)
    2. トロイメライ(Music Video)

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  • 通常盤

    [CD]
    ESCL 5182 / ¥3,000+税

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  • 完全生産限定盤

    [LP(アナログ)]
    ESJL 3115-6 / ¥3,500+税
    2019年3月13日発売
    曲目は通常盤CDと同内容になります。

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SONG LIST

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    01

    チャイム(NHK「あさイチ」テーマソング)

    作詞: YUKI 作曲: HALIFANIE 
    編曲: YUKI, 百田留衣, 南田健吾

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    02

    トロイメライ(映画「コーヒーが冷めないうちに」主題歌)

    作詞: YUKI 作曲: CHI-MEY 
    編曲: YUKI, CHI-MEY

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    03

    やたらとシンクロニシティ
    (フジテレビ系ドラマ「スキャンダル専門弁護士 QUEEN」主題歌)

    作詞: YUKI 作曲: 小形 誠 
    編曲: YUKI, 沖山優司

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    04

    魔法はまだ

    作詞: YUKI 作曲: 吉澤嘉代子 
    編曲: YUKI, 沖山優司

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    05

    しのびこみたい

    作詞: YUKI 作曲: 西寺郷太 
    編曲:西寺郷太, YUKI

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    06

    ただいま

    作詞: YUKI 作曲: 堀込泰行 
    編曲: YUKI, 沖山優司

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    07

    口実にして

    作詞: YUKI 作曲: 前野健太 
    編曲: YUKI, 前野健太

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    08

    風来坊

    作詞: YUKI 作曲: 津野米咲 
    編曲: YUKI, トオミヨウ

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    09

    転校生になれたら

    作詞: YUKI 作曲: 川本真琴 
    編曲: YUKI, 川本真琴, STUTS

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    10

    Sunday Girl

    作詞: YUKI 作曲: 細野晴臣 
    編曲: 細野晴臣

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    11

    百日紅

    作詞: YUKI 作曲: 尾崎世界観 
    編曲:YUKI, 沖山優司

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    12

    24hours

    作詞: YUKI 作曲: Chara 
    編曲: 皆川真人, Chara, YUKI

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    13

    美しいわ

    作詞: YUKI 作曲: YUKI 
    編曲: YUKI

店舗別オリジナル購入者特典

2019年2月6日発売のニューアルバム『forme』(初回生産限定盤:ESCL 5180-1、通常盤:ESCL 5182)を下記対象店舗でお買い上げの方に、 先着でオリジナル購入者特典『「forme」ゆきんこオリジナルクリアファイル』(A~E type/A5サイズ)をプレゼントいたします。

  • ※対象店舗により、絵柄が異なります。
  • ※特典は先着となっており、無くなり次第終了となります。
  • ※一部お取り扱いの無い店舗もございますので、詳しくはお近くの店舗へお問い合わせください。
  • A type

    TOWER RECORDS全店

    (オンライン含む/一部店舗除く)

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    • 初回生産限定盤

    • 通常盤

  • B type

    TSUTAYA RECORDS

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    TSUTAYAオンラインショッピング

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    • 初回生産限定盤

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    HMV全店

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    Amazon.co.jp

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    ご予約の際はご注意ください。

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    • 初回生産限定盤

    • 通常盤

  • E type

    YUKI応援店

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MOVIE

  • やたらとシンクロニシティ(Music Video)

  • トロイメライ(Music Video)

  • チャイム(Lyric Video)

「for me」INTERVIEW

今から17年前の2002年2月6日、「the end of shite」でソロ活動をスタートさせたYUKI。続くアルバム『PRISMIC』では、自身の音楽への滾る想いを、初期衝動のままに楽曲に注ぎ込んでいった。
2019年2月6日。YUKIは再び胸の奥から湧き上がる音楽への想いを、その衝動のままに歌にせずにはいられなかった。しかし、今のYUKIは、17年という時間のなかで培ったスキルやノウハウを武器に、今、作りたい音楽を、自分主導で、自分の頭と心に忠実に作っていくという思いへとたどり着いたのだ。

「ソロ1枚目のアルバムを作ったときは、本当にどうしていいのかよくわからない状況で、自分の取り柄を探しながら、自分の得意なところを形にしていきました。でも、レコーディングの技術的な部分はわからないことばかりでしたね。それを教えてもらったのがソロ1枚目です。それから毎回、どういうふうにすればもっと自分の理想に近づくんだろう、と思いながら進んできたんですけど、いつも100%満足だということはないんです。前作の『まばたき』を作ったあとに、またしても探究心のようなものが出てきて、それまでに培ってきたスキルや、勉強してきた力を自分ひとりでやってみたいと思いました。その学んだことを自分ひとりで応用してみたら、どんなアルバムが出来るんだろうと、聴きたくなってしまったんです。今の自分がより多くのことをコントロールすれば、ひょっとしたら、思い描いているところに正確にいけるんじゃないか、と思いました」

そうして出来上がった今作『forme(フォルム)』。YUKI自身も「2度目のファースト・アルバムのような気持ちでフレッシュに作った」というように、敬愛するミュージシャンたちに作曲を依頼し、大好きなアーティストと音楽を作ることの楽しさ、歌うことの喜び、そして、シンガーとしての自信も詰め込んだ。

「ありがたいことに、ずっと求めてもらって、歌っていいよという場が私にはあって。こういう歌を歌って欲しい、こういう曲を作って欲しいという依頼があれば、その世界の登場人物になって歌を作ってきました。これを何て言うんだろうと思ったときに、“フォルム”という言葉が出てきたんです。私はいくらでも形を変えられる。それがきっと、私がシンガーソングライターではなくて、シンガーだということなんだと思ったんです。私は歌い手であって、語り部であって、伝え手であるということです。そんな中、自分の責任はすべて自分で負いたいという気持ちになっているタイミングで手元に来た曲が、TVアニメ『3月のライオン』の「さよならバイスタンダー」でした。しかも漫画を読んだら主人公の気持ちとシンクロニシティが生まれて。これは、私の今の思いをこのメロディにのせられるなと思いました。そういうギフトのような出来事が、私には幾度もあるんです。これは偶然ではないと思います。私がちょうど求めている曲、こういう思いをこういうメロディで、こういうふうに私が歌ったら最高だ、というものが、ベストなタイミングでちゃんと来る。そして私はその主人公にもなれるんです。それは、私が子供の頃から憧れていたお姫様ごっこや着せ替えごっこと同じですね。私はそれになれる。自在にフォルムを変えられるんです」

今回、作曲をオファーしたのは、敬愛するミュージシャンであり、旧友でもある西寺郷太(NONA REEVES)、堀込泰行、川本真琴。そして、YUKIが日頃から好きで興味を持って聴いていたという尾崎世界観(クリープハイプ)、吉澤嘉代子、津野米咲(赤い公園)。さらに、ポップス界のレジェンドとも言える細野晴臣といった豪華な面々。Charaと一緒にギターを弾きながら曲を詰めていくという楽しい時間の中から生まれた「24hours」。YUKIが日記のような文章を送り、メールのやりとりで出来上がった前野健太との「口実にして」。好きな音楽の話をしながら、優しい時間のなかで作られた細野晴臣の「Sunday Girl」。楽しい時間から生まれた曲たちを聴いていると、ゴキゲンな笑顔で友人たちと曲を作っているYUKIの姿までも、どこか垣間見えてくるようだ。

「自分以外のどこにも逃げ場がなくて、誰かのせいにもできない。自分で責任を取るというアルバムを作りたいなという思いがありました。あと、これまで自分がずっと聴いてきたものを、自分でも歌いたいと思ったんです。私は色々な音楽を聴くのが好きですし、でも、シンガーという部分にもすごく誇りを持ってやっていて、どんな曲であっても歌う自信はこの何年かでついていました。自分の思うままに、とことん好きな音を作って、自分が、“今これが歌いたいんだ”という曲の精度を上げることが大事だと思ったんです。いちばん良い状態の“自分の中身”を出したいとき、それがもっとも表れる場所は“私の外側”なんです。私の顔や手の動きに表れ、身体や歌に表れるんです。私の中身をいちばんみんなにわかってもらえるのが、私の外側。それがきちんと、純正YUKIのまま出ていればいいんだということです」

そして、アルバムのラストに収録されたのは、YUKI作詞・作曲・編曲による「美しいわ」。ギター1本で歌われることによって、よりYUKIの歌のフォルムがくっきりと存在するこの曲は、YUKIの、もっともシンプルな想いが詰まっている。幸せをうつして、うつされて、笑顔をうつして、うつされて、変わっていくことを恐れない、YUKIのリアルがここにある。

「過去にとらわれていても何も変わらない。人は成長して変わっていくべきだと思うし、変わっていくことは悲しくて切ないことでもあるけれど、美しいことでもあるんだということを私が体現できて、表現できて、このアルバムで言うことができたら素晴らしいと思いました」

YUKIのことを考えて作られた曲たちが詰まったアルバム『forme』。しかし、そこから溢れ出るのは作曲者たちの、ひと癖もふた癖もあるメロディだ。そんなメロディから聞こえてくる言葉の一つひとつを、YUKIは頭と心の中で鳴っている音に乗せて形にしていった。その結果、メロディから生み出された詩は、曲によってまったく違った個性を持ち、メロディから呼ばれたサウンドは、ポップス、ソウル、フォークロックといった様々な表情を持った。曲ごとに変身していくYUKIの歌は、決してひとつのイメージにはカテゴライズできないのだ。

「今回、好きな人たちに曲を作ってもらうということもありましたけど、それよりもまず、私がいちばん気持ちいい形を探して出来たアルバムが『forme』なんです。この17年、勉強させてもらったことがたくさんありましたし、自分の足りないところもわかりましたし、上手くできるところもわかりました。そういう意味でも、このアルバムは絶対に必要でしたね。これは今出すべきアルバムだったんです。今まで私の歌を聴いていてくれた人にも、初めて聴く人にも、“これが今の私”と言えるものが出来ました。「forme」は、実は英語だと「form」で「e」がつかないんです。でも、フランス語で書くと「e」がついて「for me」になる。このタイトルには「フォーミー(=私のために)」という意味もあります。この曲たちは、私のためのフォルムなんです」