2012年からの5年間で発表された『プレイボール』から、最新シングル『フラッグを立てろ』までの両A面を含むシングル曲11曲に加え、未発表の新曲と歌詞提供曲のデモも収録した全15曲。
ブックレットには本人によるライナーノーツ掲載はもちろんのこと、数量限定の完全生産限定盤ではこの商品でしか手に入らない15周年記念Tシャツをアナログサイズビニールケースに梱包した装丁の超豪華スペシャルパッケージ。
初回生産限定盤はDVDに加え、紙ジャケット仕様でのリリース。
YUKI Single Collection「すてきな15才」
完全生産限定盤 [CD+DVD+付属品]
ESCL 4970-2 / ¥9,250+税
[初回生産限定盤 [CD+DVD]
ESCL 4973-4 / ¥3,500+税
『弱虫で人に嫌われるのを怖がってた あの日までの私』に勇気を与えてくれた曲です。
田舎の小さな高校出身の私は、それまで人と違うことを避け、周りに合わせて過ごしてきました。大学に入って、人と違っていても好きを貫いている人にたくさん出会い、大好きになりました。そんな人たちと過ごす中で、私の夢も次第に自由自在に膨らんでいきましたが、実際に行動に移す勇気はなく、ただ周りの友人が羨ましくて、眩しくて、憧れているだけでした。そんな時に発表されたのがこの曲でした。憧れや、夢ばかり膨らんで、何一つ行動に移せなかった私に『好きなものばかり持って 走れ!! 』と前に動き出す勇気をくれました。今でも何か新しい事に踏み出す時には、この曲を聴いて、「大丈夫、好きで決めるんだから。今の衝動を信じて進んでも大丈夫」と勇気をもらっています。
親元を離れて暮らすようになって10年ちょっと。上京したばかりの頃、まだ10代だったわたしは、一人でなんでもできる!わたしは強い!という若い故の根拠のない自信に溢れていました。でも、待っていたのは失敗だらけの毎日で、自分一人だけで何かを成し遂げたことなんてありませんでした。
そして自分の弱さを痛感し、自信を失っていた20代後半に差し掛かった頃にリリースされたのがこの曲でした。
初めて聴いた時、歌詞を読んだ時、ドキッとしました。まさに歌詞通り地図を片手に右往左往して、人生に迷っていたわたしへのメッセージのように感じたからです。
『花のように咲き 花のように待つ』
『風のように柔く 風のように去る』
すごく自然でかっこいいな、と思いました。
YUKIちゃんは自分の弱さを認められることが一番強いことなんだ、とこの曲を通して教えてくれました。
それ以来、わたしにとって大事な曲になりました。
『だいたいいつも決まって びしょ濡れのままだけど』
『地図を片手に右往左往して』
この曲を初めて聴いたとき、この歌詞はまさに自分のことだと思いました。
大人になるにつれて、素直で正直でいることがだんだん難しくなっていき、それを社会や時代のせいにして、忙しい毎日の中で、信念を持つことを忘れてしまったり、なりたい姿を思い描くことさえ後回しにしたり…。
そんなことでは当然、びしょ濡れのままだし、右往左往していて当たり前だとYUKIちゃんの歌を聴いて、はっとさせられました。
MVでは、ジーンズ姿の飾らないYUKIちゃん。こう在りたいと思う姿を、「花・波・風」などの同じ世界で生きる自然の物たちに喩えて歌っています。それらはみんな、人のように言葉をしゃべらなくても、まっすぐな信念をもって生きているものばかり。そんなふうに在りたいと、広い大地に立って、歌うYUKIちゃんの姿が、シンプルなのにとても凛としていて印象的でした!
いろいろなことがあるけれど「上手に生きよう」ではなく、「わたしはどう生きたいんだろう」「わたしの願いはなんだろう」と、あらためて自分の胸に聞いてみる機会をYUKIちゃんがくれました。
まだ聴いたことのない方には、ぜひこの曲を聴いて欲しいです。
きっと、忙しい毎日の中でもちょっと立ち止まって、自分の願い事を考えるすてきなきっかけになると思います。
久しぶりのドラマの主題歌だったので、毎週ドラマを楽しみにしていました。“スターマン・この星の恋”というドラマに合わせて作られた「STARMANN」。主人公が恋する相手はどうやら普通の男ではない!?ということで、最後のNをひとつ増やしたというエピソードにもなるほどと思わされました。
CDのジャケットはデヴィッド・ボウイを彷彿とさせる稲妻が顔にかかったYUKIさんがかっこよかったです。スターマンと言えばデヴィッド・ボウイ!ということで、YUKIさんのデヴィッド・ボウイへの愛も痛いほど伝わってきました。
ライブでは弾き語りのSTARMANNが印象的でした。YUKIさんのギター、とてもうまかったです!また、歌詞に出てくる『24/7』が、日本語だと四六時中という意味だということも初めて知って新鮮でした。
孤独は悲しい、寂しい、ひとりぼっち。
だけど、YUKIが「誰でもロンリー」って歌えば、そんなイメージは吹き飛んでしまう。
なんだ、孤独って自由で、気楽で、楽しいものじゃん。
“みんな本当はひとりぼっちが大好きなんでしょう?”
って、私の中のYUKIがウインクしてる。
だけどそれはみんなを置いてけぼりにするためなんかじゃなくって、みんなそれぞれひとりぼっちなんだから、みんなで踊ろう!って誘ってくれてる。
私たちには、かわいくて優しいリーダーがいる。
大好きな故郷の街の、川沿いの景色をいつも思い出します。
『何も知らなかったあの頃の私に 戻れないの』
という歌詞に、いつだって思春期の自分を思い出して切なくなり、
『現在地を見直して 覚悟を決めた』
『新しい景色を楽しめるかは 私次第なの』
という歌詞に、いつもいつも勇気をもらいます。
今住んでいる大好きな街にも川が流れているのですが、その川沿いを歩きながら聴いていると、時々あの頃の自分がひょっこり顔を出したりして、いつだって今を楽しんで生きていこうって、背中を押してくれる大好きな大好きな、そして大切なYUKIソングです。
YUKIちゃんいつもありがとう。あの頃の私も今の私もYUKIちゃんが大好きです。
小学校5年生の一人娘が、授業中の“好きな歌と歌手は?”という質問に、迷わず“YUKIさんのさよならバインスタンダーです”と答えました。
少し弱っていた娘ですが、「3月のライオン」を知り、娘は強くなり、YUKIさんの歌声に励まされ成長させてくれた。私達親子にとって絆となる思い出の歌です。
娘の人生初めてのコンサートも、2017年7月9日の大阪城ホールに観に行くことができ、娘は最高の笑顔で帰り道に「さよならバインスタンダー」を口ずさんでいました。
『僕らは歩いていく この道行きの最後が 天国か そこらじゃあないとしても』
娘はこれからも困難や壁にぶち当たることがあると思います。
ただ、必ずこの歌を思い出し、立ち止まらず歩みを止めないと信じています。
この曲が発売された当初、23歳になったばかりの自分はこの一年は挑戦の年と位置付けていて、やる気に満ち溢れていました。
でもそれと同時にいつも不安が隣り合わせで、本当に自分がやっていることは間違っていないのか、前に進みながらもふと時間が出来ると、そんなことが頭に浮かんでは消える悩みの時期でもありました。その度に、
『僕らは歩いて行く この道行きの最後が 天国か そこらじゃあないとしても』
『今まで歩いてきた つたない文字の無邪気な足取りが 間違いだらけだとしても』
の歌詞を聴いて読んでは、これでいいんだと、そっと背中を押されているような気持ちになり本当に支えられました。間違いなくこの歌は私の中の一番の応援ソングです。
「フラッグを立てろ」を、朝駅から職場に向かう道で歩きながら聴いています。
サビの『ひとつ ふたつ 大きく息を吐いて 立ち上がるんだボクサー』という歌詞は、パンチが効いていて好きです。30年近くサラリーマンをしていると、若い頃の情熱を失いつつある現状ですが「まだまだやれるぞ!」と、電車から会社に向かう人の波に揉まれながら、会社でファイティングポーズをとる自分とシンクロさせています。
仕事もプライベートも何だか空回りしていた時に、この歌を聴き『いつだって上手く生きられないわ』の歌詞に自分が重なり涙が出ました。上手く器用には生きられないけど、私なりに不器用だけど真っ直ぐに頑張ろうと、この歌に出会いそう思えました。ちょうど仕事に関係する資格の勉強を始めようかという時期だったので、この歌に背中を押してもらい頑張ることができました。(先日試験も終わり、無事に合格しました)
仕事もプライベートもまだまだ学ぶことばかりで、ちっとも上手く生きられませんが、これからもYUKIちゃんの歌にパワーをもらって頑張ります。
ソロデビュー15周年を記念して、シングルコレクション『すてきな15才』をリリースするYUKI。今作には、10周年時に発表したシングルコレクション『POWERS OF TEN』以降から2017年までにリリースした両A面を含む全シングル曲11曲に加え、未発表曲「ダーリン待って」「I love you」「穴」とTOKIOに歌詞提供した「手紙」のデモ音源の計15曲が収録された。
「15周年の記念に出す作品なので、“15”曲収録したくて。とてもありがたいことに、この5年間でこんなにたくさんのシングルを発表することができました」
今作に収録したシングル曲以外にも、YUKIは2014年に7thアルバム『FLY』と2017年に8thアルバム『まばたき』を発表している。また、ライブ活動においても2012年に自身のソロとして初めての東京ドーム公演を行い、その後“BEATS OF TEN”(2012年)“Flyin’ High”(2014~2015年)
“Dope Out”(2015年)“dance in a circle”(2015年)と、それぞれ内容が異なる全国ツアーを開催するなど、この5年間ずっと歌い続けてきた。
ひとつ、またひとつとしっかり積み重ねて今のYUKIがいる。その精力的な音楽活動を思うと、「決してあっという間に過ぎた5年ではなかったです」とYUKIが言うのも当然だが、ソロ10周年記念に東京ドームでライブをやったんだぞ!と、自分が忘れないようにしようと思って作った「プレイボール」のように、YUKIはYUKIの足跡となる場所を見つけるたび、この5年間でいくつもの印を付け、また新たな印には「自分で自分の責任を取るというところから逃げない」と決めたYUKIの覚悟が刻まれた。
「まだまだ自分の思うようには生きられていないんですけど、私は私の歌を歌い続けてきて、その歌たちに自分なりの印を付けるたび、また新しいところにたどり着くことができたんだなと思いました。自分がやりたいと思ったこと、自分ができることを最大限にやって、それをみなさんに楽しんでもらうことが私の仕事だと思っています。何事に対してもベストを尽くすのは当たり前のことで、どうしたらみなさんに喜んでもらえるだろうと考える作業が私はとても好きです。私が歌いたいと思った曲にどんな歌詞を書こうか、ライブではこの曲をどんな演出で見せようか、ジャケットはどんな感じにして、MVはこんなふうに作ってと、どんどんアイディアが浮かんできてワクワクしてしまう。YUKIでなければできないことを考え出したらもう止まらないんです。そして私の歌を好きだと言ってくれる人がたくさんいてくれることを、とても嬉しく思います」
今作に収録した未発表曲と歌詞提供曲「手紙」の4曲も、この5年間で生まれている。
「ダーリン待って」は、2015年の“Dope Out”ツアー中、ある日のMCでYUKIがギターを弾きながらふと口をついて出た“ダーリーン待ってーイエーイエー”のフレーズが最初の種になり、それから2年の月日を経てそのときのツアーメンバーと“せーの!”でレコーディングされた。
“巨大化した愛 分けてあげよう”と歌う「I love you」も気心の知れたミュージシャンたちとレコーディングした曲だ。
アルバム『まばたき』制作時にはすでに完成していた「穴」はいつか必ず発表したいと思っていた曲。
国分太一主演映画『だいじょうぶ3組』の主題歌「手紙」は、TOKIOに提供した歌詞だが、「いつかYUKIの歌としても聴いてもらいたい」という思いを持ち続け、YUKIは今作に蔦谷好位置と一緒に作ったデモ音源が気に入っていたこともあり、再録音せずに当時のデモのまま収録した。
『すてきな15才』。それにしてもなんて素敵なタイトルなのだろう。
「YUKIとしてソロデビューして15年が経ち、15才になりました(笑)。私はこれまで5年ごとに、記念となるシングルコレクションを出しています。5周年の時は『five-star』、10周年の時は『POWERS OF TEN』と、アニバーサリーに出したシングルコレクションのタイトルには記念の数字を入れていたので、今回15周年に出すシングルコレクションにも“15”という数字をタイトルに入れようと思いました。“すてきな”という言葉も使いたくて、チャック・ベリーの「Sweet Little Sixteen」の邦題は「素敵な16歳」ですけど、私は15才なので『すてきな15才』と付けました」
『すてきな15才』は2012年から2017年までの彼女の軌跡を辿ることができる作品であると同時に、YUKIという存在が唯一無二の歌手であることを再確認できる作品だ。そして、これからもYUKIはYUKIにしか歌えない歌を、ずっと歌い続けていくんだと信じることができる作品だろう。
YUKIシングルコレクション「すてきな15才」のリリースを記念して、皆さんからのソングレビューを募集します。
「すてきな15才」収録楽曲へのあなたならではの思い出やエピソード等を投稿例も参考に投稿してください。
後日ソングレビューをこのホームページに掲載させていただきます。
掲載させていただいた方にはもれなく、YUKIオリジナルグッズをプレゼントいたします。
皆さんからの投稿お待ちしております。
※ソングレビュー投稿対象楽曲:M-1~M-11
投稿例1
『プレイボール』
ソロ活動10周年のタイミングで行われた東京ドーム公演『YUKI LIVE“SOUNDS OF TEN”』を記念して制作された「プレイボール」。野球にまつわるワードを散りばめながら<まだ諦めないの 確かめたい>と歌われるこの曲を聞くと、ここで終わりじゃない、まだまだ挑戦は続いていくんだ、というYUKIの決意表明のようなものを感じ取れて、とてもうれしい気持ちになりました。
MVではゴリラから求婚されていたり、ジャケットでは赤のキャップとグラブを身につけスタンドに立っていたりしたのも印象深いです(ドームのアンコールでベースボールキャップを被って登場したのもキュートでした)。
投稿例2
『プレイボール』
まだ諦めないの確かめたい、もう諦めたいけど期待したい。矛盾を抱えながらがむしゃらに生きている、私たちの思いを代弁してくれるYUKIちゃんの歌を聞いていつも元気をもらっています。YUKIちゃんの音楽が近くにあると、自分が無敵になったような気分になれるのがとても不思議です。。。「プレイボール」は、やる気が出ない時に聞くと、やってやるぞ!とエンジンがかかります。いつも私を励ましてくれる大切な一曲です。
■応募締切:2018年2月14日(水)23:59まで
■当選発表:ホームページへの掲載をもって発表に代えさせていただきます
下記項目を入力の上、投稿ボタンをクリックしてください。
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入力内容に誤りがあります。
2012年、私は高校3年の受験生でした。「プレイボール」を聴くと当時を思い出します。“SOUNDS OF TEN”は私が初めて行ったライブです。元気をもらって、受験勉強頑張ろう!!という思いでいたのを覚えています。プレイボールは恋愛を歌っていますが、私にとっては初めて生でYUKIちゃんの歌を聴いた時の衝撃や、目標に向かって頑張った受験生活を思い出させてくれる大切な一曲です。
[HN:すぎすぎ]10代の頃に一人で夜行バスに乗って東京へ行き、人生で初めて行ったライブが、YUKIの10周年記念の東京ドーム公演でした。ライブの中で「笑って生きていく」「限界を作らない」と言ったYUKIの言葉は、今でも私の人生の教訓となっています。
[HN:いけちゃん]そのときに書き下ろされた「プレイボール」を聴くと、ライブ中のワクワク感はもちろん、あの頃の楽しかったことや悩み、ほろ苦い思い出など沢山の出来事を思い出します。
でも今思うと、ノーブレーキで突っ走っていた10代はとてもギラギラしており、この曲を聴き終わると“あの頃のギラギラした気持ちになれる”そんな一曲です。
YUKIちゃん10周年の東京ドーム公演を記念して作られた一曲。歌詞の中で、恋愛が見事に野球に喩えられています。リズミカルで明るい曲調なのですが、歌詞の女の子の物語はなんと失恋!爽快で明るい失恋ソング、とても斬新でした。MVはYUKIちゃん演じる女の子に恋をしたゴリラが、なんとかして気を引こうと一生懸命頑張るのですが、やることなすこと全部空回りで失敗ばかり。当時はなんでゴリラなんだろう??と思っていたのですが、恋愛には必ず「追う側」と「追われる側」があって、追われる側からしてみれば、追う側の姿ってものはすごく滑稽で、カッコ悪く見えてしまうのかもしれないなあ…と思います。YUKIちゃんが片思いや失恋をストレートに描いた作品は案外少ないんじゃないかなあと思います。「プレイボール」はこれまでのアルバムにも収録されなかったので、「すてきな15才」をきっかけに知る人も多いのではないかなと思います。ぜひたくさんの人に聴いてほしい一曲です。
[HN:かほ]中学、高校で続けてきた野球の試合前に聴いていました。『振り切るなら 望みは サ・ヨ・ナ・ラ』『ゲームはまだ 終われない』という歌詞が負けていても諦めないで頑張ろう!と思わせてくれました。引退し受験生になってからも、YUKIちゃんの「大丈夫!」という言葉とこの曲にとても励まされました。僕にとって「プレイボール」は辛い時に元気をくれる特別な一曲です。
[HN:りょう]